森田 義人

管理栄養士/リーダー

森田 義人(もりた よしひと)

2012年入社(新卒)
ツクイ・サンシャイン町田東館 勤務

2016年リーダーに抜擢。現在は調理職員、栄養士など12名をとりまとめ、介護付有料老人ホームに入居するお客様へ1日約300食の食事を提供している。

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大規模・介護付有料老人ホームの厨房で
栄養士調理職員らをとりまとめる若きリーダー

私が勤務する「ツクイ・サンシャイン町田東館」は、ツクイの中でも定員数が最も多い介護付有料老人ホームです。大規模施設のため介護職員や、厨房職員が一丸となってお客様にご満足いただける食の提供に努めるとともに、他施設のお手本になれるよう様々なことにチャレンジしています。しかし私たち厨房職員の役割は、食材の注文、調理、配膳といった日々の実務だけではありません。食事を通して、お客様一人ひとりの日常や人生に豊かな彩りを添える創意工夫も業務の一環です。そうした思いからリーダーである私は、お元気なお客様をはじめ、支援や介護を必要とするお客様に、「どうしたら喜んでいただけるか」「美味しく召し上がっていただけるか」というひたむきな思いで仕事に向き合うよう心がけています。

衰弱して食事もままならないお客様の希望も
ひたむきな思いで精いっぱい応えたい

介護付有料老人ホームの場合、お亡くなりになる前の「最後の食事」をご用意することもあるため、「カロリー計算に基づく食事管理」だけでなく、ときにはお客様の希望に沿った配慮も必要です。これは実際にあったことですが、衰弱して固形物を咀嚼できないお客様が、ある日「故郷のイチゴを食べたい」と介護職員に言ったのです。介護職員から話を聞いた私は最初に「イチゴは固形物だから食べさせられない……」と思いました。しかし、私は考えた末にその方の故郷からイチゴを取り寄せ、シャーベット状にした少量のイチゴを口に含んで差し上げました。ご本人、そしてご家族から感謝の言葉をかけていただいたときは私も胸が熱くなりました。介護付有料老人ホームで働く者として、これからもお客様の希望や思いに精いっぱい応えていきたいと思っています。

リーダーになって1年。責任が重いからこそ
最近は手応えとやり甲斐を実感するように

「ツクイ・サンシャイン町田東館」には都内だけでなく全国からお客様が入居されているため、味付けや使用食材などの好みが様々で、その分細かな配慮が求められます。しかし、リーダーになって1年が経った現在はお客様目線も養われ、職員の質問にも即答できるようになったと自負しています。とはいえ、まだまだチャレンジできる余地はたくさんありますので、例えば秋なら旬のサンマを炭火で焼く、冬なら寒ブリをしゃぶしゃぶにする……といった具合に、お客様に大好評の旬の食材を使った「食レク」にも積極的にトライしていきたいですね。今後もお客様に寄り添った生活に“彩り”を添える食事の提供を通して、お客様・職員双方が笑顔になれる食の提供に努めたいと考えています。

こちらは秋の「サンマ祭り」の一枚です。直に炭火でサンマを焼くときは、火加減、焦げ具合など絶妙な微調整をしないと、うまくサンマって焼けません。しかし、お客様が待つテーブルに焼きたてのサンマがのった瞬間、「わぁ、すごい!美味しそう!」って驚かれると、大変さも吹っ飛びます。

寒ブリを贅沢に使った「ブリしゃぶ」はお客様に大好評の逸品。しかし、一日に約100食分を準備するのはけっこう大変(笑)。毎月行われる食事向上委員会で「食レク」のメニューを決めた後は、だしのとり方、付け合せの野菜の種類、ブリの切り身は何枚にすべきか…といった点まで詰めていきます。